旭川赤十字病院が主催する第一回目の市民公開講座「耳よりな医療のお話」が二月十四日午後一時から、同病院二号館二階の講堂で行われます。

地域の病院や診療所などを後方支援する「地域医療支援病院」である旭川赤十字病院が、その趣旨に沿った活動の一環として開く講座です。

当日は二つのテーマの講演があります。一つは「こどもの病気―上手な病院のかかり方―」。講師は同病院第一小児科部長の諏訪清隆医師です。発熱、嘔吐、腹痛、ひきつけ(熱性けいれん)は、子どもに良くみられる症状です。そんな時の自宅での対応方法、また病院にかかるタイミングについて話します。

二つ目のテーマは「脳卒中とのつき合いかた―ならないために、なってしまったら」。講師は同病院神経内科部長の吉田一人医師です。脳卒中は、日常のちょっとした注意で防げます。また、なってしまった時には迅速な受診、治療が重要です。予防と治療について、専門家の立場から分かりやすく話します。

参加無料。誰でも参加できます。問い合わせは旭川赤十字病院地域医療連携室(TEL22―8111内線1189)へ。