imgビヤホールレストランの銀座ライオン旭川店(宮下十一、野澤武行支配人)のファンが集う友の会組織「旭川ライオン会」(本告勲会長)が十二月二十二日、通所授産施設の旭川福祉園(中田英作施設長)を訪れ、チャリティーオークションの益金十五万二百円を寄付した。

旭川ライオン会は、銀座ライオン旭川店が開店した翌年の一九九一年(平成三年)に発足。会員相互の親睦を通じ、あらゆる知識を深め、快談痛飲することを趣旨としており、毎月第二火曜日に定例会を開催している。

十二月九日に開かれた第二百十五回目の例会では、〇二年(同十四年)から毎年十二月の恒例行事となったチャリティーオークションを開催。会員が自宅などから品物を持ち寄ったところ、昨年より百円多い過去最高額の売上を記録した。オークション品には一、二回しか使っていない新型のゴルフクラブなども出され、会場は大いに盛り上がった。

寄付先の旭川福祉園は、旭川ライオン会の例会が百回目を迎えた折、園のハンドベル隊が記念の演奏をプレゼントしたことが縁で交流を続けている。その後も節目の百五十回、二百回の例会で演奏を披露しており、オークションの益金寄付は、そのお礼の意味もある。オークションは今回が七回目で、最初のころは中元や歳暮の余りなどが多かったが、近年は趣旨に賛同する会員が良い品を提供しようと、趣味のゴルフ道具を早めに買い換えるなどの努力をして貢献している。

旭川ライオン会の本告勲会長は「銀座ライオン旭川店は地域貢献を目指しており、当会のオークションもその一環です。余程の支障がない限り、長く続けていきたい」と話していた。