img母子福祉に役立ててもらいたいと、北海道富士興業グループ(小川稔代表)は九日、映画「旭山動物園物語」の親子鑑賞券と旭川ラーメン村のラーメン券それぞれ百二十セットを市に寄付した。同日夜、ロワジールホテル旭川で行われた同グループの新年交礼会の席上、西川将人旭川市長に小川稔代表から目録が手渡された。

映画「旭山動物園物語」は、閉園寸前まで追い込まれた動物園が、逆境を乗り越えて日本中の誰もが知る動物園にまでなった実話を映画化。監督は旭山動物園の熱烈なファンであるマキノ(津川)雅彦さん、小菅園長役は俳優の西田敏行さん。全国に先がけて旭川では二十四日から公開が始まる。

この寄付は旭川市母子福祉連合会と母子家庭等就業・自立支援センターを通じて母子家庭の親子に配布される。西川市長は「多くの旭川市民にぜひ観てもらいたい映画です。寄付していただいた鑑賞券でたくさんの親子にこの映画を楽しんでいただけます」とお礼を述べた。