img二十四日から全国に先がけて公開される映画「旭山動物園物語」の先行上映会が十八日、シネプレックス旭川(永山十二ノ三)で行われた。北海道富士興業グループ(小川稔代表)が特別協賛し、会場は応募して当選した親子連れなどの観客で埋った。

物語は、閉園寸前まで追い込まれた旭山動物園が職員たちの努力や知恵で危機を乗り切り、今や日本中誰もが知っている動物園になったという実話をもとに描かれた、感動と奇跡の物語。監督はマキノ(津川)雅彦さん、園長役は西田敏行さん。

上映が始まる前には、小菅正夫旭山動物園園長と旭川コンベンションビューローの大西一彰事務局長がステージに上がり、撮影に同行した際のエピソードや映画の見所を話し、「旭川市民全員に観て欲しい映画です」と呼び掛けた。

同映画の前売券売り上げの一部は旭山動物園「もっと夢基金」に寄付される。また、上映期間中は募金箱も設置される。募金箱は全国十三カ所のシネプレックスにも設置される。