「大雪山の世界自然遺産登録」を様々な角度から考えようと、三十一日午後一時半から、ときわ市民ホール(五ノ四)で「第十回大雪山フォーラム『大雪山を世界遺産に』講演と市民トークの集い」が開かれます。大雪と石狩の自然を守る会(寺島一男代表)の主催。

講師は鮫島惇一郎さんと寺島代表の二人です。

自然環境研究室を主宰して長年森に接してきた鮫島さんは、とかく取りざたされがちな高山環境だけではなく、裾に広がる森林の役割について話します。

また、守る会の代表である寺島さんは、大雪山の豊富な登山歴があり、我が庭のようにして歩いてきました。講演では、なぜ世界遺産を目指すことが保全につながるのか、その仕組みを解く話をします。

二人の講演を聞いた上で「あなたならどう考える、大雪山の世界遺産登録」と題した市民トークを開きます。ぜひ参加の上、活発な意見を。

参加無料。別途、関係資料(五百円)を販売します。問い合わせは関口さん(TEL62―1243)へ。