img平成二十年分の確定申告が三月十六日までおこなわれている。旭川中・東の両税務署ではパソコンによる「e―Tax(イータックス)」の利用を呼び掛けている。

e―Taxを利用すると、(1)国税庁のホームページ「確定申告書等作成コーナー」から所得税や消費税の申告が可能(2)期限内におこなうと、最高五千円の控除を受けられる(3)医療費の領収書や源泉徴収票の提出・提示を省略できる(4)還付金が従来の半分の三週間ほどで処理してもらえる―などの利点がある。

e―Taxを利用する際は電子証明書を取得し、ICカードリーダライタを事前に用意する必要がある。

両税務署で、平成十九年分の確定申告にe―Taxを利用した人は約四千五百人で確定申告者全体の約一〇%に当たる。国では平成二十五年までに、六五%の利用を目指しており、両署ではそのPRのため、一月二十九日、旭山動物園の坂東元副園長によるe―Taxの開始届を送信するデモンストレーションをおこなった。

なお、両税務署では今年も旭川北洋ビル(四ノ九)九階で、午前九時~十一時半と午後一時~四時半まで、確定申告を受け付けている。同所ではe―Taxの利用についての案内もおこなっており、「どんなことでも係員にお聞きください」と両税務署ではアピールしている。

問い合わせは、旭川中税務署(TEL90―1451)、東税務署(TEL23―6291)まで。