img本紙で連載中の「往来葉書」の発案者、造形作家の小林重予さん(51)の新刊「往来葉書 鬼のいる庭」(二千二百円+税)が、三月三日に発売されます。こども冨貴堂(七条買物公園)で取り扱います。

本書は、小林さんが絵やコラージュを施した葉書に、鹿児島県在住の詩人・岡田哲也さん(61)が詩を書き入れた、二〇〇七年二月から一年間、北海道と鹿児島を行き交った作品五十五点をまとめたものです。

img出版記念として、原画展「北の美術家と南の詩人による『往来葉書』展」が三月三日から三十日まで、こども冨貴堂ギャラリーKIDSで開かれます。本の原画五十五点と、小林さんが旭川地域の人たちと交わした往来葉書、小林さんの立体作品を展示します。

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●3月3日、29日  
ギャラリーKIDSで往来葉書作りを体験できるワークショップを開催します。午前十一時から夕暮れまで。

●20日  
同店にて午後一時から、小林さんと岡田さんによる朗読とクロストークを開催します。

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●3日から29日まで  
十四日に旭川市彫刻美術館(春光五ノ七)で行われたワークショップで制作した往来葉書を同館ロビーに展示します。