img身体障害者療護施設の敬愛園(波岸裕光園長、末広八ノ六)で十九日、恒例の「敬愛園冬まつり」が開かれた。

普段なかなか園外に出る機会がない入園者に冬を楽しんでもらおうと、毎年行われており、今年が十一回目となる。

同園の中庭には、日本氷彫刻会旭川支部副支部長で旭川グランドホテルの調理師、大塩慶一さんが制作した、力士が土俵入りする姿の氷像と、職員たちが制作した大きな雪だるまが設置された。氷像を作った大塩さんは、十年連続でボランティアで参加している。

十年前から毎年、大塩さんの作品を楽しみにしていると話す入園者の岸下新さんは「寒い中、毎年ありがたいことです」と感謝の言葉を述べていた。

オープン式では入園者たちを前に代表者たちによるテープカットが行われ、全員で完成を祝った。