旭川大雪観光文化検定の初の試験(二十日、道北経済センターなど)の受験申し込みの受付が六日、締め切られた。受験申し込みは、当初の予想を大きく上回る七百六十二人にのぼった。

主催する旭川商工会議所は受験者を三百人程度と見込んでいたが、二倍以上の数となった。受験者を地域別にみると、市内が約七〇%、道内二五%弱、道外五~六%。道外では遠く宮崎県や大阪府、東京都、横浜市などから、道内では各地域からまんべんない応募があった。五十五歳から六十歳ごろまでの人が最も多いという。

担当の吉本剛志産業振興課長は「受験者の七割が市民だったことは、旭山動物園で観光客が多く訪れる、自分たちの住む旭川がどんなところか知っておきたいという意識が強くなってきたためと思われます。そのせいか、公式テキストブックだけをお求めになる方も多くいました」と語る。

公式テキストブックは初版一千部作成したが、執筆者ら関係者に配布した百部を除く九百部を完売。三百部を追加印刷する人気ぶりだった。合格発表は二十五日におこなわれる。