img冬期間の三・六街のイベントとして三回目を迎えた「さんろく感謝の日」が九、十日の両日おこなわれた。主催は旭川観光社交組合や旭川観光協会などが中心となった実行委員会。三・六街を中心に百五十八店舗が参加した。例年は「さんろく」にちなんで三月六日の一日だけの催しだったが、今年は週末を避けて、二日間にわたる企画となった。

観光協会の山崎博幸会長は「参加店は昨年より三〇%ほど増えました。景気の冷え込みで客足が減っているので、これを顧客獲得につなげたいということでしょう。店の数が多くなったことで、チケットを買っていただいたみなさんの選択肢も増えました。今後もよりみなさんに喜んでもらえる企画にしていきたい」と話していた。

事前に購入した一枚二千円のチケット(五百円×四枚)を参加店で使用できるシステムで、各店では五百円から三千円まで嗜好を凝らしたメニューをそろえて客を迎えた。

十日には西川将人市長や坂口収上川支庁長らも参加店に足を運び、イベントの盛り上げに一役かっていた。