狂言講座「みんなで笑って狂言入門」が二十二日、市民文化会館大会議室で開かれます。

演劇鑑賞サークル、旭川市民劇場が六月に企画している例会、「狂言 茂山千五郎家」を観る前に、狂言の簡単な歴史や特徴、独特の表現方法などを学び、さらに面白さを深めようと企画しました。  講座では、狂言の「笑い方」「泣き方」「食べ方」「お酒の注ぎ方、受け方、飲み方」などの演技を、参加者が実際に体験しながら、日本が世界に誇る伝統芸能の楽しさを学びます。

講師は、 茂山千五郎家の松本薫さん。立命館大学の学生だったころ、十二世茂山千五郎(現・四世千作)の芸に惚れ、「追っかけ」をしているうちに、入門してしまったという変り種。一九五一年(昭和二十六年)生まれ。重要無形文化財総合指定保持者で、国内での公演だけでなく、米国やカナダ、フランスなどでの公演も積極的に行っている実力者。

講座は午後一時半、午後六時半の二回、それぞれ約一時間。入場料は五百円。整理券は旭川市民劇場事務局(三ノ八 緑橋ビル一号館二階、TEL23―1655)で販売しています。