『旭川のふだんぎ』五十号『旭川のふだんぎ』(ふだん記旭川グループ編集・発行)五十号が刊行された。「ふだん記」は市井の人々が「普段着」のように自分たちの言葉で綴った文章をまとめようという運動で、故橋本義夫さんが一九六八年(昭和四十三年)に創刊。全国にその輪が広がり、現在二十五グループが活動中。

旭川グループは一九八〇年(昭和五十五年)に文友十一人、四十四ページの創刊号で出発し、現在グループ員は約二百八十人にもなっている。

五十号にはテーマに設定された「ふだん記をめぐって」に寄稿した二十六人を含め、旭川市内ばかりでなく全国各地から百四十九人が原稿を寄せている。

「旭川ふだんぎ」では広く市民からの原稿を募集している。同グループは会費制をとっていないが、四百字詰原稿用紙二枚まで二千円、一枚増えるごとに千円を加算する発行協力費が必要。原稿は五枚をメド。原稿の掲載号は無料進呈。次号の原稿締め切りは七月三十一日で、テーマは「名前」、または「自由題」のどちらでも可。

詳しくは、市内豊岡五ノ三ノ九―十九、代表の岡田勝美さん(TEL・Fax31―1248、)まで。

『旭川のふだんぎ』五十号は旭川富貴堂MEGA店(二ノ七、マルカツ六階)と同豊岡店で、一冊千五百円で販売している。