山岳民族の生活着「アジアの民の生活着~山岳民族の手仕事」が十日から二十一日まで、ボーダレスアートギャラリー・ラポラポラ(七ノ六シャンノール緑道)で開かれる。

今展の中心人物は、千葉県船橋市在住の小倉猛斗さん(45)。アジア各地の人々と共同で衣服を制作し、貧困地域に仕事を提供するなどの活動をしている。ラポラポラ代表の工藤和彦さん(39)が小倉さんの活動に共感し、今回の開催となった。

今展では、ベトナム北部の山岳民族などの作った衣服を展示する。近代化とともに忘れ去られる綿や麻の手仕事だが、山岳民族の生活着を通じて、改めてその良さを知る機会となりそうだ。

展示品の一部は購入もできる。民族衣装のほかに、スカーフ、綿麻混紡の草木染めTシャツ、ざっくりとした作りで男女で兼用できる「タイパンツ」など、これからの季節に向く衣類が並ぶ予定。

正午~午後六時。期間中無休。問い合わせはラポラポラ(TEL29―3836)へ。

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初日の午後六時から小倉さんの話を聞くオープニングパーティーを開く。参加無料。

また十三日午後一時からは、小学生限定十人を対象に、Tシャツ制作のワークショップ(参加費五百円)を行う。申し込みはラポラポラへ。