とうま9条の会(梁川勝利代表)が十七日午後六時半から「講演と朗読の夕べ」を開きます。

講演のテーマは「動物園と平和」。講師は元旭山動物園長の菅野浩さんです。

かつて戦時下に、動物園は真っ先に不要な施設とされ、飼料確保や安全性の問題から動物が殺害されました。上野動物園にいた三頭のゾウ(ジョン、トンキー、ワンリー)を描いた童話「かわいそうなぞう」は、太平洋戦争の苦い記憶のひとつです。

当日は、旭山動物園の現在の基礎を築いた一人である菅野さんが、テーマに沿った興味深い話をする予定です。また「そしてトンキーも死んだ」の朗読にも耳を傾けます。

場所は当麻町農業改善センター(当麻町四ノ東二)。参加費は資料代など三百円(高校生以下無料)です。問い合わせは梁川さん(TEL84―3718)へ。