「生命の気配―静と動―砂澤ビッキ・藤戸竹喜彫刻展」が旭山動物園内の学習ホールで開かれています。

「ビッキ」の愛称で親しまれた旭川生まれの彫刻家・砂澤ビッキが、その稀有な才能を世が認め始めた頃、五十七歳で亡くなって二十年になるのを記念して、旭山動物園と北海道文化財団が共催で開く回想展です。

ビッキよりも三歳下で、子ども時代からの友達だった藤戸竹喜は、阿寒を拠点に活動している彫刻家。最近は、クマやオオカミをテーマにした作品を発表しています。

展示されるのは、ビッキの昆虫をテーマにした作品群や樹蝶、ドアノッカーなど十二点と、藤戸の熊、狼など七点。

二十五日には、再生ダンボールを使ったポットに在来種の苗木を植えて、動物園内に植樹するワークショップも開かれます。先着四十人。申し込み、問い合わせは、回想プロジェクト実行委員会(TEL011―820―8194)へ。