獣医師で写真家の竹田津実さんの講演会が十五日午前十時から、中央図書館二階の視聴覚室で開かれます。旭川文庫読書会連絡会の主催。

竹田津さんは一九三七年(昭和十二年)、大分県生まれ。獣医師としての仕事の傍ら、傷ついた野生動物の保護、診療、リハビリを行ってきました。また、四十五年間にわたってキタキツネの生態調査を続け、「子ぎつねヘレンがのこしたもの」(偕成社)を上梓。同書は〇六年(平成十八年)に映画化され大きな話題となりました。ほかにも写真集やエッセイ、絵本など多数の著書があります。現在は東川町に住んでいます。

当日は竹田津さんが絵本について、また動物の子育てにまつわる話をする予定です。

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同日午後一時からは同じ会場で、絵本の読み聞かせが行われます。出演は、幕別町札内で活動する「よみきかせの会ババール」。九五年(平成七年)に結成された主婦十七人のサークルです。

子どもはもちろん、大人も一緒に楽しめる読み聞かせ会になりそうです。

どちらも参加無料。申し込みも不要です。問い合わせは平泉さん(TEL65―8283)へ。

なお、託児(半日三百円、一日五百円)を希望する人は、きょう八日までに曽我部さん(TEL54―5623)まで申し込んでください。先着二十人まで受け付けます。