下川町を流れるサンル川に計画されているサンルダムについて考える「シンポジウム 人と川 そのつながり~ヤマメ湧く川は今~」が十月三日午前十時半から、サンアザレア(六ノ四、勤労者福祉会館隣)で開かれます。自然保護に取り組む市民グループなどでつくる実行委員会の主催。

第一部の「川の魅力」では、中村太士北大教授が「森と川と人のつながり―北海道の川の特徴と変貌―」、道立水産孵化場の卜部浩一さんが「サクラマスの魅力」と題して、それぞれ講演します。

午後一時から始まる第二部「人と川」では、前淀川流域委員会委員長の宮本博司さんが「川に生かされる―淀川からの発信―」、サンル川の地元下川町の宮田修さんが「素晴らしきサンル川」、旭川大学名誉教授の出羽寛さんが「名寄川の治水を考える」、環境ネットワーク旭川地球村の山城えり子さんが「地方財政とダム」と題して講演。第三部では、「総合討論―人と川の共存を考える―」。

資料代として五百円。問い合わせは北海道自然保護協会(TEL&Fax011―251―5465)まで。