北海道環境福祉専門学校(東川町進化台、宮島武彦校長)の環境保全学科の学生たちが十九日、JR旭川駅前広場で「環境フォーラム」を開く。

同学科は四年前に開設され、自然環境・地球環境を保護管理する多くの人材を育成している。当日は学生たち自らが企画したイベント内容で、環境保全の重要性を訴える。

午前十時にスタートするフォーラムの主な内容は次のとおり。

(1)「自宅の庭に松の木を植えよう」 同校敷地内の実習林に自生するトドマツの苗(二百鉢)を無料配布。CO2削減を呼びかける。

(2)「廃食用油がアロマキャンドルに」 参加希望者と一緒に、廃食用油でアロマキャンドルを作る。また学生の作品(二百個)もプレゼントする。

(3)「花・落ち葉をしおりに利用」 同校実習林には、一般には名前も良く知られていない樹木が生い茂っている。そうした植物の葉を学生が押し花にし、当日ラミネート加工して、二百個のしおりを作り来場者にプレゼントする。

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また同会場で行われる「福祉ふれあい広場」(午前十時~午後三時)では、同校の学生と幌加内高校の生徒が協力して「そば打ちチャリティー」を開催する。幌加内高校に「そば打ち名人」と呼ばれる生徒がいて、かけそば(一杯二百円)をチャリティー販売する。このほか障がい者施設で作られた作品や農産物も販売する。

問い合わせは北海道環境福祉専門学校(TEL82―4520)の大畑さんへ。