百人一首の「下の句かるた」の普及を推進している文化団体、旭川赤翼歌留多倶楽部(宮野勝会長)は、来年一月十七日午前九時半から開く「第七回旭川こども歌留多大会」の参加者を募集している。同倶楽部の主催で、市教育委員会などの後援。

 ゲーム機に熱中する現代っ子に一人でも多く、下の句かるたの魅力を知ってほしい、伝統文化の灯を次代に繋ぎたい、そんな願いを込めて開く。

 旭川市内の小中学生が対象。当日は三人一チームで参加する「かるた大会」と、一人でも参加でき、経験のない子ども大歓迎の「かるたに親しむ会」がある。

 「かるた大会」は小学生の部と中学生の部があり、どちらもチーム編成は男女を問わない。また、選手登録は補欠を含め五人まで。両部とも上位三チームが一月三十一日に愛別町で開かれる上川地区大会の出場資格を得る。

 参加無料。会場は旭川市勤労者福祉会館(六ノ四)。申し込み締切は一月十一日。問い合わせは宮野さん(TEL26―5912)へ。

 一月十日午前十時から、北海道護国神社(花咲町一)の本殿で「北海道歌留多開き祭り」が行われる。

 この祭典のメインイベントは、下の句歌留多の「全道選抜歌留多大会」。道内各支庁ごとに選出された十六チームが集い、トーナメント方式で王座を争います。〇・〇一秒の差で勝負が決まるハイレベルな闘いが繰り広げられる。

 入場無料。問い合わせは宮野さんへ。