中学・高校生が集い、まちづくりや地域振興など様々な事柄について議論するユナイテッド・チルドレン(以下UC)が旭川でも結成され、十二月二十六日にその説明会がHI・RO・BA(四条買物公園)で開かれた。

 UCは〇二年(平成十四年)、静岡県浜松市で四人の中高生が集まって発足した。そのときに浜松青年会議所の常任理事が責任者を務めたことから、青年会議所との関りが生まれた。現在では全国各地に三十以上のUCがある。旭川の青年会議所メンバーの間にも、かねてからUCを設置したいという声があり、昨年十月に実現した。

 現在のメンバーは中学生五人、高校生二人の計七人。説明会当日は、仲間を増やそうと知り合いの中高生らをゲストとして招き、UCの活動について紹介した。団体をわかりやすくPRする劇のビデオ上映、旭川に関するクイズ、ゲストとの自己紹介のやりとりなどで和やかに交流した。大人たちはこの説明会の企画に一切関らず、旭川UCのメンバーだけで立案した。

 UCへの入会は無料。次回の集会は十七日午後二時から、商工会議所で行う予定だ。