市内を中心に活動するゴスペルクワイア(聖歌隊)のクリスタル・オブ・ジョイは平成十二年に結成され今年で十年目を迎える。現在メンバーは約七十人。中学生から六十代まで幅広い世代が所属し、旭川市民文化会館での年末ライブをはじめ各種イベントなどでその歌声を披露している。

 ゴスペルはアメリカ発祥の宗教音楽で、その歌詞の内容は喜びや希望が込められている。楽譜を見ずに耳で聴いて曲を覚えるため、譜面が読めなくても支障が無いうえ、メンバーに英語教師がいるので英語の歌詞の発音指導も受けられる。同クワイアのメンバーのほとんどが合唱未経験だった。

 リーダーの福井英人さんは「自分の声とまわりの声が一体となった瞬間に感動します。それこそがゴスペルの醍醐味です」と魅力を話す。現在は三月に行われる名寄の音楽祭に向けて練習中だ。練習は主に栄光教会(神楽四ノ十一)で月に四回ほど行っている。

 現在、メンバーを募集中だ。小学五年生以上でゴスペルに興味がある人ならば誰でも入会が可能(小中学生の場合、保護者の参加が必要)。会費は月額二千二百円。入会希望者、問い合わせは福井さん(080―3019―3826)まで。