今年度、旭川のものづくり企業四社がトヨタ生産方式の導入による生産現場のカイゼン(ムダの徹底排除)に取り組みました。その中で段ボール製造企業が製造ラインの生産効率を上げることに成功したことから、その報告会が十八日午後一時半から、道北地域旭川地場産業センター(神楽四ノ六)で、トヨタ自動車本社から講師を招いて開かれます。 

 第一部は、トヨタ自動車TQM推進部主査の倉谷孝さんが「お客様第一を基本とした品質管理の考え方」について講演します。第二部は片桐紙器製造部長の原田紀久さんが「モノの流れを見直したら、リードタイムが半分に」と題して成果発表します。その後トヨタ自動車北海道技術部長の齋藤均氏が講評をおこないます。

 聴講は無料。定員百二十人(先着順)。聴講希望者は十六日までにファクスかメールで、企業団体名・電話番号・出席者などを明記し、申し込んでください。(FAX011―232―8860、メールkeizai.sangyousinkou1@pref.hokkai.lg.jp)

 問い合わせは、道経済部商工局産業振興課自動車・電気電子グループ(TEL011―204―5226)まで。