小学1年生の大谷さん 珠算準2級に合格

 全国珠算教育連盟の検定試験で、舟橋珠算塾(舟橋三郎塾長)に通う楽山裕汰君(5)=きくし幼稚園=が、珠算八級、暗算六級をそれぞれ満点合格という快挙をやってのけた。また、同塾の大谷美空さん(7)=東町小=も小学一年生ながら珠算の準二級に見事合格。将来が有望な二人の今後の活躍に注目が集まっている。

 一月三十一日に行なわれた検定試験で、楽山君は珠算でかけ算、わり算、見取り算をそれぞれ百五十点満点。暗算は、かけ算、わり算、見取り算をそれぞれ百点満点で合格し、周囲を驚かせた。

 珠算は、母親が家計簿を付けている時にソロバンで計算していたのを見て興味を持ち、昨年四月から始めた。今回の検定試験では、最初から満点を狙っていたと言う。ソロバンは「暗算が楽しい」と笑顔で話す。

 一方、大谷さんは幼稚園の年少からソロバンを始めた。暗算と読み上げ算が得意。これからは、珠算、暗算ともに有段者になるのが目標だ。

 すでに楽山君は四ケタ、大谷さんは六ケタの読み上げ暗算を練習している。指導する舟橋塾長は「二人とも将来の旭川珠算界を背負って立っていくでしょう」と期待を寄せている。