北国の小学生と南国の小学生の相互交流を目的に、沖縄の琉球大学教育学部附属小学校の児童四十五人と引率者ら総勢五十四人が四日から、三泊四日の日程で来旭し、北海道教育大学附属旭川小学校の児童たちと交流を深めた。

 旭川と沖縄の双方の附属小が互いの土地や風土、歴史などを学ぶために〇二年(平成十四年)にスタートした事業で、毎年七月に旭川の児童が沖縄を訪問し、沖縄からは二月に訪れる。滞在中、沖縄の児童たちのスケジュールには、サンタプレゼントパークでスキー初体験や旭山動物園見学なども盛り込まれ、極寒の雪国を満喫した。

 附属旭川小で五日に行われた歓迎集会では、全校児童が見守るなか、沖縄の子どもたちが、沖縄伝統の踊り「エイサー」を披露した。そのお礼に附属旭川小全校児童による歓迎の歌や、呼び掛けが送られた。

 集会終了後はグラウンドでチューブすべりやスノーフラッグなどの雪遊びを全員が楽しんだ。