冬季期間限定で旭川―ソウル間をチャーター運行していたアシアナ航空が二月末で運行を終えた。旭川空港で唯一の国際線であるアシアナ航空を応援する市民団体「アシアナ友の会」(和田徳久会長)は、路線の存続と通年運行を求める三千八百八十九人の署名を二日、西川将人市長に手渡した=写真。

 〇六年(平成六年)に就航した同路線は、繁忙期の搭乗率は高いものの閑散期の落ち込み分をカバーするまでには至らず、昨年十一月に定期便の運行を休止。今回、期間限定による冬季運行を行ったが、今後については未定だという。

 和田会長は「今回集められた三千八百八十九人分の署名を『再度、羽ばたく』と語呂合わせし、熱い思いを込めました」と市長に署名を手渡した。西川市長は「思いを受け止め、運行再開を目指し頑張ります」と応えていた。