“魂のチェロ”“チェロの伝道師”と呼ばれるミクローシュ・ペレーニの演奏会が四月二十三日午後七時から、大雪クリスタルホール音楽堂(神楽三ノ七)で開かれる。

 ペレーニは二十世紀チェロの巨匠パブロ・カザルスに若くして見出され、直接指導を受けた世界的に知られるチェリストだ。生まれ故郷のハンガリー・ブタペストに根ざした演奏活動をし、自然環境が故郷と酷似している旭川には特別な思い入れを持っているという。

 一九九五年の初リサイタル以来、旭川での公演は今回で五回目。毎回聴衆に大きな感動をもたらしてきた。今回はJ・S・バッハの無伴奏チェロ組曲第六番やベンジャミン・ブリテンの無伴奏チェロ組曲二番など、チェロの魅力を十分堪能できる曲を披露する。

 チケット(全席自由)は前売券・一般三千五百円、学生二千五百円(当日券五百円増)。大雪クリスタルホール売店やヤマハミュージック旭川店、玉光堂旭川店、冨貴堂MEGAなどで扱っている。 

 問い合わせは同実行委員会の村田さんまで(TEL22―3567)。