国道40号の比布町との境界にある男山自然公園が十七日、オープンする。

 酒造メーカーの男山が所有する同公園の面積は約三十二ヘクタール。カタクリの大群落で知られる突哨山の南端にあり、遠く大雪山や十勝連峰を望むことができ、眼下には石狩川が流れる。

 公園内では、早春の野草、カタクリやエゾエンゴサクが可憐な花をつけ、葉を茂らせる前の雑木林を埋めるように咲き誇る。

 今年は、雪解けが遅く、雑木林もまだ雪に覆われた状態で、野草たちの開花も遅れそう。花の見ごろは、今月下旬から、ゴールデンウイークの頃になりそうだ。同公園は、五月九日までの午前九時から午後五時まで開園している。

 問い合わせは、男山企画室(TEL48―3777)へ。