梅干しの種を飛ばして距離を競い合うコンテストが二十日、春光台公民館で開かれた=写真。

 同館の主催。地域の子どもたちと高齢者が、より良い関係を築くためのきっかけづくりとして開いた。

 当日は、地域の子どもと高齢者など三十人ほどが参加した。梅干しを口に含んだら四十五秒以内に果肉を食べ、種を発射するというルール。飛距離とフォームの美しさを競った。フォームの審査員は、同館の百寿大学で学ぶ三人の高齢者が務めた。

 飛び入りで父親が参加するなどして、会場は大いに盛り上がった。全員が二回ずつ競技した結果、高齢者参加の松本博之さんが四メートル九七を飛ばして金メダル。子どもも負けじと、髙山智哉くん(西御料地小2年)が銀メダルを獲得した。上位入賞の五人には、梅干し販売会社のふれあいホウショウIS(旭神二ノ一)から、紀州梅干しが贈られた。