評論家の日下公人氏と元国税庁長官で今年四月旭川にセカンドオフィスを開設した大武健一郎氏を迎え『日下・大武カムイミンタル塾』が八月七日午後一時から、旭川グランドホテル(六ノ九)で開かれる。ゲストはアジア開発銀行人事予算局長の玉川雅之氏。

 第四回目を迎える今年のテーマは「アジアの中のパリを目指して メディカル・ツーリズムで旭川は変わる」。凱旋門やルーブル美術館で知られるパリは健康・文化をベースとした観光都市だ。旭川の将来を考えた時、医大を中心とした医療と旭山動物園に代表される観光とを結びつけたメディカル・ツーリズムこそが都市再生の条件となるのではないかという視点で各氏が話す。

 日下氏の「医療革命で街を変える」、玉川氏の「アジアから見る旭川の素晴らしさ」、大武氏の「メディカル・ツーリズムでアジアブランドの確立を」の講演後、三氏による「アジアのパリを目指す為に」と題した座談会がある。

 午後五時半からは、三氏が参加する交流会もおこなわれる。参加希望者は旭川信用金庫営業グループの松崎さん(TEL26―1161、FAX25―8584)まで申し込むこと。定員百人。交流会費を含む参加費は七千円。