春風亭昇太の独演会が八月十二日午後六時半から、高砂酒造(宮下十七)の酒蔵で開かれます。

 春風亭昇太は、一九五九年(昭和三十四年)、静岡県の出身。東海大学文学部在学中に、テレビ朝日の「ザ・テレビ演芸」に漫才コンビを組んで出演。二代目グランドチャンピオンになったのを期に大学を中退し、春風亭柳昇に入門しました。日本テレビ系「笑点」の大喜利のメンバーとして知られ、二〇〇〇年には文化庁芸術祭の演芸部門の大賞を受賞しています。

 「明治酒蔵参號蔵(さんごうくら)ホール」と名付けられた会場の酒蔵は、明治時代の建築。太い木の柱や土壁が、落語の雰囲気にマッチし、音響も抜群です。昇太師匠もこの会場が気に入っていて、昨年に続き二回目の高座です。

 二百席限定で、木戸銭は二千円。チケットは、高砂酒造(TEL23―2251)、独酌三四郎(TEL22―6751)、こども冨貴堂(TEL25―3169)、あさひかわ新聞(TEL27―1577)で扱っています。

 問い合わせは高砂酒造の錺間(しかま)さんへ。