フィンランドの伝統楽器・カンテレとモンゴルの民族楽器・馬頭琴が共演するコンサートが三十一日午後六時半から、鷹栖町の「きっちん らいる」(同町十六線八号)で開かれる。

 カンテレを演奏するのは、嵯峨治彦。馬頭琴と不思議な発声法の「ホーミー」を駆使し、モンゴルの伝統音楽ばかりでなくポップミュージシャンとも共演している実力派。

 あらひろこは、即興的な作風のオリジナル曲を発表し続けているカンテレ奏者。嵯峨と「RAUMA(ラウマ)」と名付けたユニットを結成し、各地でライブを開いている。

 会場の「きっちん らいる」の窓からは、遠く空に浮かぶ大雪山の山並みを望むことができる。二人が、自然に包まれた会場でどんな音色を奏でてくれるか楽しみだ。

 チケットは、二千円。ペアチケットは三千八百円。電話予約もできる。問い合わせは、きっちん らいる(87―5046)へ。