六条買物公園にギャラリーショップとお絵描き・工作教室を開く「アッコモンストア・アトリエ凸凹」の作品展が十二日から二十六日まで、オクノ(三条買物公園)二階で開かれる。

 「アッコモン」のアーティスト名で活躍する西元明子さん(24)が指導するアトリエ凸凹には、小学一年生から二十九歳の生徒十四人が通っている。教室は昨年の十二月にオープン、初めての作品展になる。

 自由な発想から生まれた作品はどれを見ても楽しくなる。中には自分の背丈を超える大作を製作中の生徒もいる。いままでの作品に、新作を交えた約二百点を展示する予定だ。

 西元さんは「会場に気軽に来てもらって、アートって楽しいなと思える子どもたちになってほしい」と話す。

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 教室は、月、火、土の週三回。子どもの教室は午後三時から(土曜は午後一時から)。大人教室は午後六時半から。月謝は五千二百五十円(材料費込)。ギャラリーは不定休。問い合わせは(TEL22―2152)へ。

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 神奈川県出身の「アッコモン」こと西元さんは、結婚を機に昨年の十一月に旭川にやって来た。

 自身は「半立体アート」の作家。紙に描いた作品を、スチレンボードに貼り、パーツごとに切り出して、横から見ると、何層にも重なって見える。ビルや道路を題材に、カワイイ熊のキャラクターが登場したりと、細かな絵は子どもも大人も夢中になれる不思議な魅力がある。海外での評価も高く、ニューヨークやスイスなど世界中に作品が旅立っている。