市内の小学三年生から六年生までの二十人が三日、コープさっぽろ東光店(市内豊岡一ノ五)で、スーパーマーケットの仕事を体験した。「夏休みおしごとキッズ」と銘打ち、市内のコープ店では初の試み。参加希望者が五十四人にも上ったことから抽選で決定したという。

 参加した児童たちは、「八百屋・豆腐屋」「お肉屋・レジや値段付けなどのサービス」「お魚屋・お菓子屋」「総菜屋・店長」の四つのコースに分かれ、野菜や肉、魚の切り身を詰める作業や、豆腐や納豆、お菓子の陳列など、通常店員がおこなっている作業を、午後二時から四時半まで、たっぷりと体験した。

 一生懸命取り組んだ仕事の後、業務日誌を書き終えホッとした表情の山元純明君(8)は「豆腐や納豆を並べて、楽しかった」、山下なつみさん(11)は「店裏での仕事が楽しかった」、佐野大輔君(10)は「魚とお菓子の仕事が楽しかった」などと感想を話した。

 子どもたちは終了証書と自分で詰めた商品のお土産などをプレゼントされ、楽しい一日を終えた。

 コープさっぽろは、この企画が好評だったことから来年以降も開催を計画しているという。