人が生きていく上で必要不可欠である魚や鳥など魚鳥類に感謝と供養の意を込めて、「魚鳥類供養祭」が二十日、常磐公園内の魚鳥記念碑前で行われた。

 今年で六十回目を迎えた供養祭は、道料理飲食業生活衛生同業組合旭川支部(伴野忠孝支部長)の主催で、市内の飲食業経営者ら約五十人が参加した。僧侶による読経に続き、参列者が次々と焼香し供養の祈りを捧げた=写真。

 閉会後、命を繋ぐという気持ちを込め、参列者全員で鯉の稚魚とつがいの成魚を公園内の千鳥ヶ池に放流した。