元浜中町立診療所所長で、著書「霧多布人になった医者」で知られる道下俊一さんの講演会が九月一日午後六時半から、東川町の農村環境改善センター(東町一)で開かれる。東川町の主催。

 道下さんは一九五二年の十勝沖地震の津波をきっかけに、翌年から一九七二年まで、浜中町立診療所の院長を務め、地域医療を担う傍ら体育や文化の面で霧多布に大きな貢献をした。その半生が二〇〇三年、NHKの「プロジェクトX」で紹介され、大きな反響を呼んだ。

 講演では「霧多布人になった医者」と題して、地域医療と介護や福祉の連携について話す。参加無料。申し込み不要。

 問い合わせは、同町保健福祉課(TEL82―2111 内線501)まで。