十月十日に開業する旭川鉄道高架を歩くイベント「北彩都ウォーキング」が二十八日、行われた。

 当日は二百人の市民が参加した。午前と午後の二つのグループに分かれて、高架の上や新しい駅ホーム、駅構内、駅南側の河川敷などを約二時間かけて歩いた。途中、数カ所で市職員やJR職員が新施設について説明した。また参加者全員で新駅舎をバックに記念撮影などを行った。

 市内東光の小形太さん(36)は、息子の陸斗くん(7)と智哉くん(4)を連れて参加した。「とても面白かったです。こうして高架の上を歩く機会なんて、もうそうそうないでしょうね。子どもたちも電車好きなので、興味津々に見ていました」と話していた。

 JRの保安上などの理由から二百人の定員だったが、事前の申し込み開始後、まもなく満員となった。当日予約なしで訪れる人もおり、無理だと分かると残念そうに引き揚げていた。