旭川文学資料友の会などが主催する「旭川・文学の一二〇年展」が今月三十一日まで、常磐館展示室(常磐公園内、旧青少年科学館)で開かれている=写真。

 旭川の開村百二十年記念事業に合わせて企画した特別展で、従来の文学資料室の三倍のスペースに友の会が所蔵する資料など約二千五百点を展示している。

 一階は小熊秀雄賞を受賞した詩人四十三人の詩集と直筆原稿、旭川の文学の歴史をたどる同人誌や写真、現在活動している文学・短歌・俳句関係のグループの活動内容。二階は小熊秀雄、今野大力、板東三百、知里幸恵らを紹介する数々の写真や著作を展示している。

 また同会では来年早々、作家・木野工の特別展も予定している。今後、旭川と馴染みの深い三好文夫、高野斗志美、安部公房らの特別展も企画したいとしており、「資料をお持ちの肩はぜひ連絡を」と呼びかけている。

 連絡・問合せ先は(TEL22―3310・内線228)まで。