独特な色使いや構図で来館者の目を楽しませている「上川アウトサイダーアート展」が中央図書館(常磐公園)二階のミニギャラリーで開かれている=写真。

 上川管内の六つの療育施設、剣淵西原学園、大雪の園、ギャラリーかたるべプラス、ミナミナの会と・わーく、北の杜舎、名寄丘の上学園に通う人たちの作品が前期(二十八日まで)と後期(三十日から十一月二十八日まで)に分けられて展示されている。

 プロの絵本作家や画家の手ほどきを受け、自分の思いのままに描かれた作品はどれも個性的だ。クレヨン、ペンと画材も様々。

 剣淵西原学園の作業支援員、山田美希さん(23)は「観る人によって感じ方が全く違います。たくさんの人に観てほしいですね」と話す。

 十一月二十八日(日)まで。問い合わせは同館(TEL22―4174)、または剣淵西原学園の山田さん(TEL01653―4―2165)へ。