年末商戦に向けた商品展示商談会が十三日、一印旭川魚卸売市場(流通団地一ノ三、大廣泰久社長)で開かれ、市内外から約二百五十人の小売店や量販店の業務担当者が参加した。

 今年のテーマは「魚コミュニケーション」。正月の一家団らん風景にもっと魚を取り入れてもらいたいという気持ちが込められている。展示会場にはマグロや新巻、カニ、エビ、水産加工品など千五百アイテムが並び、参加者はじっくりと一品一品を吟味していた=写真。

 一印の塚本賢治専務は「イクラや数の子は昨年よりも値が安く、不漁のせいで当初は値が高かったサケも現在は落ち着いてきている」と話していた。