高橋三加子さんの個展が十一月三日(水)から、ギャラリーシーズ(旭町二ノ三)で始まる。

 高橋さんは一九四三年(昭和十八年)、旭川生まれ。画家高橋北修の次女。「大雪山の北修」と評された父の画風とは違う、中性的な人物像で知られる。

 六九年、旭川市新人賞。八〇年から八九年まで、朝日新聞に連載された「女性の小説」の挿絵を担当。今春、小熊秀雄賞市民実行委員会が刊行した「飛ぶ橇文庫」の挿絵を描いている。

 今展には、人物を中心に新作約二十点を出展する。

 初日の三日午後五時から、会場でオープニングパーティーを開く。

 十五日(月)まで。問い合わせはギャラリーシーズ(TEL53―8886)まで。