大正時代に佐賀県有田町の窯元に嫁いだ旭川生まれの実在の女性、深川敏子。三十一歳で生涯を閉じたその波乱万丈の人生を綴った小説「華の人~有田に生きた薔薇の貴婦人・敏子の物語」(小学館・一八九〇円)の出版を記念して、執筆したエッセイストの伊藤緋紗子さんによるトークショーが二十八日(木)午後三時から、大雪地ビール館(宮下通十一)で開かれる。

 参加費は、「華の人」の本とコーヒー・ケーキが付いて三千円。申し込みは事務局のグリーンフォレスト(TEL60―5877)の本田さんまで。