地球温暖化防止と豊かな生態系の保護を目的に生活協同組合コープさっぽろが主催する植樹祭が十月三十日、東川町内の町所有の山林で行われた=写真。

 コープは〇八年(平成二十年)から、企業の社会的責任活動の一環として「コープ未来(あした)の森づくり」事業に取り組んでいる。エコバッグの普及によりレジ袋を使わなかった回数ごとに、一回を〇・五円に換算し、事業基金を拠出している。

 コープ旭川地区では、東川町と森林整備についての支援協定を締結し、今後五年間で二千本の植栽と下草刈りなどの育樹活動を行う。

 植樹にはコープの会員約四十人が参加し、計四百本のイタヤカエデとナナカマドの苗木を植えた。植樹活動は札幌や函館、北見など道内八カ所で行われており、今後も増える予定だという。