あさひかわ・東光九条の会の二月例会が二十五日(金)午後六時半から、勤医協一条クリニック(豊岡一ノ一)で開かれます。

 同会では戦争体験者などさまざまな人を講師に招いて話を聞いています。今回の講師は、川村カ子トアイヌ記念館館長川村兼一さんです。「アイヌ民族と沖縄戦に想いをよせて」と題して話します。

 沖縄戦では、多くのアイヌ民族出身の兵士が戦死しています。沖縄本島南部の激戦地跡に建立された慰霊塔「南北之塔」には「キムンウタリ」(アイヌ語で山の同胞の意味)と刻まれていて、川村さんは度々訪れて慰霊の儀式を行っています。

 当日は、奥さんの川村久恵さんによるアイヌの伝統楽器・ムックリの演奏も行われます。

 誰でも無料で参加出来ます。問い合わせは事務局の金倉さん(TEL32―1555)へ。