旭川以外の中学高校へ進学する子どもが増えている現状と、地元で教育を受けるメリットについて考える「進学シンポジウム」が二十八日(月)午後六時半から、サン・アザレア(六ノ四)で開かれます。旭川東高校PTA役員OB会(松野和彦代表)の主催。

 大学進学の優位性などを理由に、旭川の高校ではなく、札幌などの中高一貫校を進学先に選ぶ子どもが増えている現状があります。主催者は「ひいては旭川からの人材流出につながる」と危惧しています。

 このシンポジウムは、旭川にもさまざまなタイプの高校があり、特色ある教育活動が行われていることを知るのが狙いです。パネラーは、旭川東高の小島修二校長と旭川北高の釣晴彦校長の二氏。地元の高校の実際の姿を、現場の長に語ってもらい、進学の不安、疑問の解消を目指します。

 参加無料。小学生と中学生、その保護者のほか、関心のある人なら誰でも参加できます。申し込み不要。当日、直接会場に来て下さい。