長唄の柏流による北海道柏会「第一回勉強会」が二十三日、花月会館(三ノ七)で開かれ、市内や滝川などから約三十名が集まって、日頃の稽古の成果を発表した=写真。

 全二十七曲が演奏された勉強会は、東京から歌舞伎の舞台など第一線で活躍する三味線や唄の師匠五人を招いて行われた。

 市内には五カ所の稽古場があり、その一つの師匠の柏伊奈美さんは「東京の先生たちと同じ舞台に上がることなど、滅多に出来ることではありません。皆、嬉しさと緊張がみなぎっています」と話していた。

 九月には長唄協会北海道支部主催の全道大会も開かれることから、意欲あふれる勉強会になった。