秋田大学教授で「秋田の子供はなぜ塾に行かずに成績がいいのか」(講談社)の著者、浦野弘さんの講演会が九月三日(土)午後二時から、旭川グランドホテル(六ノ九)で行われます。

 〇七年の全国学力テストで、小中学校ともにトップクラスだった秋田県。しかし秋田の教育関係者には、特別な対策をしてきたという意識がありませんでした。

 全国と比べ、塾に通っている割合も少ないのに、学力が高い理由は何なのか。浦野さんは同書の中で、一昔前の日本の学校や家庭では当たり前のように 見られた「家での予習復習をしっかり行う」「早寝早起きして、毎日朝ごはんを食べる」「学校の授業に集中する」などの生活環境、学習環境が、秋田県では変 わらず残っていることがその理由だとしています。

 受講料は千円(高校生、教員志望者は五百円)。チケットはジュンク堂(一条買物公園フィール内)、旭鉱泉湯(八ノ九)のほか、あさひかわ新聞でも扱っています。問い合わせ、電話予約は川村さん(TEL31―4645)へ。