「小熊秀雄を『しゃべり捲くれ』講座」が二十六日(月)午後六時半から、ときわ市民ホール一〇一号室で開かれます。

 現代詩の小熊秀雄賞を運営する市民実行委員会(松田忠男会長)が二カ月に一度企画・開催している連続講座。十二回目の講師は、道立文学館学芸主幹の新明英仁さん。「小熊秀雄と池袋モンパルナス」と題して話します。

 新明さんは、一九五五年(昭和三十年)札幌生まれ。旭川で小学校から高校までを過ごし、東北大学文学部東洋日本美術史学科を卒業。道立旭川美術館 の学芸課長も務めました。著書に、「ミュージアム新書 小川原脩」(北海道新聞社)、「アイヌ風俗画の研究」(中西出版)などがあります。

 講座では、小熊が絵画表現に託したものを考え、その多彩な活動をたどりながら、多面的な魅力や人間性を探求します。

 参加費は三百円。テキストとして、市民実行委員会が編集・刊行した「小熊秀雄詩撰 星の光のように」を使います。

 問い合わせは実行委事務局の髙田さん(TEL61―2731)へ。