「日本が進むべき『介護』のあり方について考える」と題するフォーラムが二十二日(土)午後一時半から、東川町農村環境改善センター(同町東町一)で開かれます。東川、東神楽、美瑛の三町でつくる大雪地区広域連合の主催。

 第一部では、福祉の先進国スウェーデンで、高齢者福祉の最前線に立つ、エミール・オストバリさんが「スウェーデンからの提言 質も効率もあきらめ ない高齢者ケア」と題して講演します。オストバリさんは、視覚障がいを持ち、クロスカントリー選手としても活躍。早稲田大学で学んだ後、母国の福祉分野で 活躍しています。

 第二部は、オストバリさんと旭川大学保健福祉学部の高波澄子教授に、東川、東神楽、美瑛の福祉の現場で働く三人を加え、「今後、日本が進むべきケアと幸福(しあわせ)のかたち」と題してシンポジウムを行います。コーディネーターは、旭川大学の山内亮史学長が務めます。

 入場無料。定員は三百人。参加申し込み、問い合わせは、大雪地区広域連合企画総務室(℡82―3697)へ。