市民グループ「緑の探検隊」(蝦名信幸隊長)は十日(月)午後二時から、会の創立十五周年を記念する講演会「『世界都市』金沢市の挑戦」を旭川ターミナルホテル(宮下七)で開きます。

 石川県金沢市は一九七四年(昭和四十九年)に「緑の都市宣言」を議決して以来、かなりの数の景観に関する条例を制定してきました。世界に通用する景観都市を目指す都市開発の法令整備は他都市に先行していると評価されています。

 講師は金沢市都市整備局緑化推進グループ長の本光章一さん。六七年(昭和四十二年)金沢市生まれ。民間シンクタンクを経て金沢市役所に入庁。緑と花の課に八年、景観政策課に六年在籍し実務を担当してきました。

 本光さんは講演会の前々日から旭川に入り、関係者の案内で旭川のまちづくりを視察するそうです。当日は講演終了後にディスカッションも予定されています。実務者の視点からの興味深い話が聞けそうです。

 参加費は五百円。事前申し込みが必要です。事務局の斎藤さん(℡66―0603)まで問い合わせてください。なお講演会終了後に懇親会(会費三千五百円)も予定しています。