旭川の歴史的建物の保存を考える会(川島洋一・東海大学教授)は、北彩都のシンボル施設について考える講座を今月中に二回、まちなか交流館(四条買物公園)で開きます。

 十九日(水)午前十時からの講座は、「旭川のシンボルについて考える」がテーマです。どこにどんなシンボルを求め、その観点は歴史性か、現代か、それとも未来志向なのか。旭川の歴史を開拓から振り返り、旭川固有の独特な文化について考えます。

 二十六日(水)午前十時からのテーマは「シンボルになりうる施設とは」です。今回の都市開発で重要なのは「中途半端な街からの脱皮」であるとの考 えをもとに、旧宮北邸(九ノ十一)をシンボル施設として移築する案を含め、旭川に現存する歴史的建物の利活用について考えます。

 講師は川島さんのほか、考える会のスタッフが担当します。どちらも九十分程度で参加無料。問い合わせは川島さん(℡34―6900留守電対応)へ。